2024.04.21 神宮
横浜DeNA 8 - 3 ヤクルト
初回、相手先発のヤフーレが立ち上がりに制球に苦しみ、死球、四球とチャンスを貰って内野ゴロの間の1点をあげる。
その後も宮﨑が四球を取って二死満塁のチャンスとすると、伊藤光が2点タイムリー。
初回に3点先制を成功。
2回にはピッチャーの大貫から4連打で1点追加すると盗塁なども絡めて点を重ねて行き、この回一挙4得点として完全に試合の主導権を握りました。
大貫は2回にピンチを迎えて1点を失い、4回には村上にホームランを打たれて2失点しますが、雨が降り続く状況の中で丹念に投げて6回103球、3安打、3四球とまずまずの内容。
牧のバースデーアーチで更に1点追加したベイスターズは松本、中川颯とリレーして勝利。
今シーズン初の日曜日の勝利、そして大貫の1勝目が転がり込みました。
大貫、降りしきる雨の中で今シーズン初勝利
試合開始から雨が振り、中盤に向かうまで大粒の雨が強く振った場面もありました。
チームがまとめて得点して優位に試合を進めていただけに、何とか試合を成立させて今シーズンの初勝利を飾りたい試合。
ここまでの大貫は決して内容が悪かったわけではないですが、どうもランナーを溜めると余裕がなくなって制球が甘くなる傾向があり、接戦に持ち込んでも勝ち切れないという状態が続いていました。
この日は味方の大量リードもありましたが、基本的にストレート、ツーシーム、スプリット、スライダーと低めに集めてヤクルト打線と対峙。
大きくタイミングを狂わす継投の球種がないこともあるため、単調になるとどうしても連打を食らう傾向がありますが、この日の最大の敵はやっぱり雨。
ボールを先行させることも多く、終始苦しいピッチングが続いたことは間違いありません。
ただ、それでも安易にストライクを取りに行くようなことはせずに丁寧に投げていたと思います。
1勝目を手にして少し気持ちにも余裕が出るかもしれません。
先発投手の枚数が揃わない状況の中、大貫の力はどうしても必要。
来週の日曜日も是非勝利へ導いてもらいたいと思います。
伊藤光が価値あるタイムリーで流れを手繰り寄せる
ようやく日曜日に勝てた!
開幕カードだった3月31日から4月7日、4月14日と3連敗していた日曜日のゲーム。
そのゲームの先発だった大貫には早くも3敗がついていました。
今日は4回目のトライ。
チームが序盤から大量得点をしたことで優位に試合を進め大貫は初勝利。
同時にチームは日曜日のゲームに初勝利となりました。
日曜日の試合に敗けるとね、どうしても嫌な気持ちで週明けを向かえなくてはならず、更に月曜日は試合がないため次のステップに進むとも出来ません。
ようやく明日は良い気分で週明けが迎えられますね。
ただ、来週末からゴールデンウィーク。
まだまだ厳しい戦いが待っています。
足りていない先発ローテをどのように組み立てるのか。
首脳陣も頭を悩ませていることでしょう。